だが一方では「少子化なんて大丈夫」「むしろ日本の人口は多すぎる」と言う人もいる。 でもそれを言うのなら、どの程度の人口なら日本列島に適切か、さらにその人口に達したときに、減少を食い止める手段についても言及しなければ無責任である。 そしてこの手の「大丈夫論」は、少子化問題に限らず、財政や年金や原発にも見られる。 もちろん政治的意図を持った「コワイコワイ論」に騙され策を誤ってはならないが、とはいえ「コワイコワイ論」に(政治的に)対抗する形での「大丈夫論」これもダメ「ダイジョーブダイジョーブ」と言い張ってメルトダウンしたのではしゃれにならない。 原発問題でもよく言われる事だが、正しく怖がることが必要である。 さて今のところ一番怖いのは人口減少速度である、急激すぎる人口減少と高齢化は、社会保障やインフラを破壊する。 もちろんAIなどの技術革新も、ある程度は問題を緩和してくれるだろうが救世主ではない。 また極端な人口減少は国防上も問題がある。 (北方領土云々よりもこの先北海道を盗られないか心配だ!) | |||
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