アメリカでは地域の実情に合わせ体罰が認められている州もある。 そのような州では、パドルと呼ばれる「尻叩き板」が用意されている。 ただ逆に言えばアメリカの学校は一定のルールの下に体罰を行い、しかも尻しか叩かないので、生徒が死ぬ事はない。 たまにアザが出来る事もあるが致命的と言うほどでもない(少々のアザは合法)。 それよりもアメリカの公立学校は「制服がない」これ羨ましいとは思わないか? 日本も「悪い事した時は尻叩かれても良いから」その代わり「制服を廃止して欲しい」と私は思う。 例えば「体罰禁止だが制服」の従来通りの学校に加え「服装頭髪は自由だけど悪い事すると尻叩かれるアメリカ型の学校」を用意すれば良い、この2つを子供に選択させるというのはどうだろうか ―――「制服縛り」と「お尻叩き」――― ちなみに私が子供だったら間違いなく後者を選択するだろう。 なぜかって? 私は体罰を受けるようなルール違反はしないので、たぶん丸儲け(制服廃止を勝ち取るだけ)になると思うが、万が一、気の緩みから体罰を受ける事になったとしても「痛いのは一時的」であり「堅苦しい制服を年中着せられる」よりは、それでもはるかにマシだからである(たとえ尻が真っ赤になっても「服装の自由」はそれを超える価値がある)。 「制服廃止」には生産性向上、自由な発想、横並び・集団迎合から個人主義・自己責任へ、さらには「教育コスト削減」などの効果がある。 加えてLGBTやBDSMなど性的少数派の子供の選択肢を広げるものとしても朗報である。
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